餌は何が良いの外道の毒にも気を付けて

餌と外道について考える

キンメ釣りの餌は一般的に、イカの短冊が相場です、イカの皮を剥いて短冊状にして使用する場合と、短冊状にした切り身を食紅で染めたものを使用する方と、まちまちのようです自分の場合、赤染めの方が効果があるのではと拘って使用しています。

イカの短冊は、長さ10cm〜12cm×幅1cm程度で、これ以上幅を大きくすると餌が回転してしまう。(アコウの場合は長さ15センチ〜20cm×幅1.5cmと大ぶりにカットする。)

イカ以外に特餌として穴子等を使われているようですが、色々試してみると良いでしょう。何れにせよ針が仕掛け巻に強く張られた状態にあるため、身の柔らかい餌は仕掛け投入時に餌が針から外れてしまいます。キンメ釣りで歓迎する外道の中に、黒ムツがいますが、黒ムツを期待する方は身餌に分があるようです、一般的にサバ等を下針の何箇所かに付けると良いでしょう。

針数は地方により制約があります、予め確認しておく必要があります、20本以内とされている地域が多いようです。またキンメ狙いの場合「蛍光ベイト」や「フラッシュカプセル」は使いません、歓迎されざる外道に「太刀魚モドキ(体型は太刀魚そのものですが身が痩せている)」「カラス鮫(俗称「抱き付き」)」の攻撃を受ける事になる。
特に「カラス鮫(俗称「抱き付き」)」は体のある部分に毒を持っているので、釣れたら絶対に手で掴んではいけない、ハリスを切ってしまうのが無難だ。

仕掛けの投入は1回の釣行で、凡そ5回から8回程度になる、もったいない気もするが、1投毎に新しい冶具巻き仕掛けをセットして毎回の投入を確実にこなした方が得策です。、餌の仕掛け巻きへのセットは出来る限り、数多く済ませて乗船した方が無難です、最低でも4セット程度は必要と思います。予め自宅か現地で餌付けをしておき、冶具ごとクーラーに入れ持参すれば乗船準備に慌てる事も無いでしょう。

餌は仕掛けが無事に回収できれば、再使用は十分可能であり、仕掛けを巻き上げている時間内で仕掛け巻きへの餌付けは十分可能であるが、餌が魚に食べられたり、オマツリによる餌の損失、また幹糸が切れ仕掛けをそっくり失う場合等があるため、餌の回収再使用率を50%と計算すると、短冊は【20本×7回×0.5≒80切れ】は準備が必要でしょう。

回収した仕掛けは、餌を針から外し、そっくりビニール袋に収め再使用のため持ち帰る、ハリスの再使用は出来ないが幹糸やハリは再利用している、三又サルカンは半永久的に再使用可能である。

間違っても海中にゴミを投棄するのは絶対に止めたい!


アコウ釣に欠かせない「フラッシュカプセル」の両端接続に不安を感じている方に補強について参考にされる方は下記のファイルをご覧ください。

「フラッシュライト」の補強

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